G i f t ~ギフト~
その後、愛しさと切なさを交差して打ち上げが終わった。
駆けつけてくれたメンバーも自分の『居場所』に次々と帰って行き、気付けばいつものメンバーで再び飲み始め。
窮屈だったタケルの店もすっかり広々としてなんだか切ない。
「お~~い吹雪~~!!お前宛に荷物が届いたけど?」
タケルが店の奥から大きな花束を持って出てきた。
『うち宛??』
花束を受け取って中を覗いたらメッセージカードが入ってた。
淡いブルーのカードで、花束を彼に持っててもらって、カードを開いた。
【おめでとう。って言えなかったから。言葉で言うと切ないからカードで我慢して。
藤堂武蔵】
『・・・カッコつけすぎだよ。アイツ・・・』
彼から花束を受け取ってムサシの気持ちをぎゅっと花束と一緒に抱き締めた。
「何で、吹雪ばっかりモテルんだろうね?」
煙草を吹かしながら聖香が私を横目で見て言った。
『何それ~~??嫉妬か?女の・・・』
「嫉妬が1番怖い。だろ?」
私の言葉を止めて夏花が続きを言った。
『・・・ご名答』
「あ~ぁ。折角イケメンパラダイスだったのに・・・誰かとメアド交換しとけば良かった。しくじったなぁ・・・」
聖香は自分のグラス中の氷をストローでツンツンしながら肩で溜め息した。
そんな聖香を後ろから抱き締めたタケル。
『ぬぉ!!』
私はビックリして彼の肩をバシバシ叩いた。
ラブシーンですか?
人のこんなシーン・・・見てるこっちが照れます!
駆けつけてくれたメンバーも自分の『居場所』に次々と帰って行き、気付けばいつものメンバーで再び飲み始め。
窮屈だったタケルの店もすっかり広々としてなんだか切ない。
「お~~い吹雪~~!!お前宛に荷物が届いたけど?」
タケルが店の奥から大きな花束を持って出てきた。
『うち宛??』
花束を受け取って中を覗いたらメッセージカードが入ってた。
淡いブルーのカードで、花束を彼に持っててもらって、カードを開いた。
【おめでとう。って言えなかったから。言葉で言うと切ないからカードで我慢して。
藤堂武蔵】
『・・・カッコつけすぎだよ。アイツ・・・』
彼から花束を受け取ってムサシの気持ちをぎゅっと花束と一緒に抱き締めた。
「何で、吹雪ばっかりモテルんだろうね?」
煙草を吹かしながら聖香が私を横目で見て言った。
『何それ~~??嫉妬か?女の・・・』
「嫉妬が1番怖い。だろ?」
私の言葉を止めて夏花が続きを言った。
『・・・ご名答』
「あ~ぁ。折角イケメンパラダイスだったのに・・・誰かとメアド交換しとけば良かった。しくじったなぁ・・・」
聖香は自分のグラス中の氷をストローでツンツンしながら肩で溜め息した。
そんな聖香を後ろから抱き締めたタケル。
『ぬぉ!!』
私はビックリして彼の肩をバシバシ叩いた。
ラブシーンですか?
人のこんなシーン・・・見てるこっちが照れます!