G i f t ~ギフト~
『春人君?怖いの??』
「・・・・・・」
『ねぇ?樹なのに怖いの?』
「・・・・・・」
私の問いかけに反応もせずに前だけを見据える彼。
手に汗をかいてるのか時たまハンドルから片手を離してズボンに手を擦り着けてた。
『アンタって・・・幽霊ニガテだったっけ?』
「・・・・・・」
『いい度胸ですね?シカトとは!』
「・・・・・・」
お~~い!!いつまでシカトですか?
『ってか・・・ちゃんと14本あったよ?今日は!』
無言で私をちらっと見る彼。
『ごめんって!樹は今日は寝てたんだって・・・』
「・・・・・・」
この空気は何?
彼に話し掛けるのを諦めて窓から外の景色を眺め始めた私。
見慣れた地元の景色。
車が走った後を落ち葉がカラカラいいながら這って舞う。
『・・・・・・』
「・・・・・・」
沈黙のまま車はどんどん進む。
そして私は睡魔に襲われた・・・
ここの所忘年会の出し物の練習で寝不足が続いていた事もあって、車の揺れは私を眠りに誘ってるかの様な心地良いもので・・・
「・・・・・・」
『ねぇ?樹なのに怖いの?』
「・・・・・・」
私の問いかけに反応もせずに前だけを見据える彼。
手に汗をかいてるのか時たまハンドルから片手を離してズボンに手を擦り着けてた。
『アンタって・・・幽霊ニガテだったっけ?』
「・・・・・・」
『いい度胸ですね?シカトとは!』
「・・・・・・」
お~~い!!いつまでシカトですか?
『ってか・・・ちゃんと14本あったよ?今日は!』
無言で私をちらっと見る彼。
『ごめんって!樹は今日は寝てたんだって・・・』
「・・・・・・」
この空気は何?
彼に話し掛けるのを諦めて窓から外の景色を眺め始めた私。
見慣れた地元の景色。
車が走った後を落ち葉がカラカラいいながら這って舞う。
『・・・・・・』
「・・・・・・」
沈黙のまま車はどんどん進む。
そして私は睡魔に襲われた・・・
ここの所忘年会の出し物の練習で寝不足が続いていた事もあって、車の揺れは私を眠りに誘ってるかの様な心地良いもので・・・