G i f t ~ギフト~
【ROUND1】
そろそろ試合のGONGが鳴りそうですよ(笑)
「ねぇ~。怒ってる?昨日の事怒ってる??」
私の後ろを着いて聞いてくる彼。
(怒ってる?怒る様な事をコイツはしたのか?)
『怒ってないよ。デートはやり直せばいいだけでしょ?』
「そうだけどさ~・・・」
リビングに入ると無機質な振動の音が鳴り響いていた。
ブーッ・ブーッ・・・。
(ん?携帯のバイブか?)
自分のバックを覗き携帯をチェックしてみる。
(うちのじゃないなぁ・・・)
『携帯、鳴ってない?マナーのまんまなの?』
「あっ!」と言いながら彼はソファの上に無造作に置かれた自分のダウンジャケットのポケットに手を突っ込み携帯を取り出しチェックする。
そんな彼を見送りながら私はキッチンへ向かい、いつもの様にカップにコーヒーを注ぐ。
『春人~~』と彼も飲むかどうか聞くため少し可愛く彼の名前を呼んでみた。
「あ”???」と濁点を付け眉間にシワを寄せて携帯から目線をずらし私を見る彼。
(名前呼んだだけなんですけど・・・ブチッ!!!)
それでなくても昨日の女の人のせいで少し機嫌悪い私なのに、今の彼の態度は許せる範囲の行動では無かったのです・・・。
そろそろ試合のGONGが鳴りそうですよ(笑)
「ねぇ~。怒ってる?昨日の事怒ってる??」
私の後ろを着いて聞いてくる彼。
(怒ってる?怒る様な事をコイツはしたのか?)
『怒ってないよ。デートはやり直せばいいだけでしょ?』
「そうだけどさ~・・・」
リビングに入ると無機質な振動の音が鳴り響いていた。
ブーッ・ブーッ・・・。
(ん?携帯のバイブか?)
自分のバックを覗き携帯をチェックしてみる。
(うちのじゃないなぁ・・・)
『携帯、鳴ってない?マナーのまんまなの?』
「あっ!」と言いながら彼はソファの上に無造作に置かれた自分のダウンジャケットのポケットに手を突っ込み携帯を取り出しチェックする。
そんな彼を見送りながら私はキッチンへ向かい、いつもの様にカップにコーヒーを注ぐ。
『春人~~』と彼も飲むかどうか聞くため少し可愛く彼の名前を呼んでみた。
「あ”???」と濁点を付け眉間にシワを寄せて携帯から目線をずらし私を見る彼。
(名前呼んだだけなんですけど・・・ブチッ!!!)
それでなくても昨日の女の人のせいで少し機嫌悪い私なのに、今の彼の態度は許せる範囲の行動では無かったのです・・・。