G i f t ~ギフト~
「最後に言うのもなんだけど・・・最後のサビの会いたかった君に~の君には吹雪が春人~って言ってね?」


『はぁぁぁぁぁ?????』


意味不明!!


「当然でしょ?春人もそれを望んでるだろうし」


ニヤケながら言う夏花が怖い・・・


「まぁまぁ。初めのサビはアタシがヤスシ~って言うからさ!!」


美波?恥ずかしくないのか?


『無理だって!!出来ない!言えない!無理無理無理!!!』


頭を大きく横に振って抵抗した。


「じゃ、明日は飲ませないから!」


げっ!!それは嫌。


だけど無理!!


『カンベンしてよ~~。嫌がる事させないで』


うるうるして夏花に駆け寄った私。


「そんな顔しても無駄。言わなかったら・・・分かるよね?」


悪魔に見えた。


夏花が悪魔に見えたよ・・・。


「さて!その辺の練習しますか!ミュージックスタート!!」


定位置に着く皆様・・・


渋々センターに立つ私。


絶対に言うか!!


ってか言えるかぁぁぁぁぁぁ!!!
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