ストロベリーシェイク 陽と陰
∞∞∞梅雨の時期になり外では雨がパラパラ降っている∞∞∞



今日はまだ、あき達は来てないみたいだなぁ
空いてる席を探すと窓辺の一番後ろに初めて見る女の子が居た
今日はなんとなく窓辺の席に座りたいな♪ちょうど、あの女の子の前の席が2つ空いてるから1つ前の席に座ろ~

暇で携帯をいじった
いじるのも飽きたから友達と話そうと思うけど、おばちゃんやおじちゃんしか居ない
っていっても、他にも居るけどお菓子を食べてるおデブちゃんな男子や、めっちゃ真剣に携帯を見ている暗そうな男子などしか居ないから話し相手がいない

暇だな~

そう思っていると甘い香水の匂いがした
どこのブランドだろう?良い匂い・・・♪
その匂いは後ろからした

あぁ、あの女の子だ!


「こんにちわ♪今日初めて来た?」
「あ、こんにちわっうん、今日が初めて♪」
「そうなんだ♪よろしくね♪私まり まりって呼んでね♪」
「うん、分かりましたっ私はあいってゆうの みんなからあーちゃんって呼ばれてるからそう呼んで♪」

机に置かれたミニボトルの香水に目が行く

「これ、さっき私の席まで香ってきたんだ♪良い匂いだねぇ」
「まりちゃんの席まで香ったんだ!ごめんねっ汗」
「ううん、別にいいよ♪良い匂いだから迷惑じゃないし♪どこのブランド?」
「どこだっけ・・・?通販で買った外国のなんだけど、どこのか分かります?」

手渡されたボトルを見ると、初めて見るメーカー
・・・すると小さいアルファベットのプクプクシールで、ai kitanoという名前を見つけた

「このメーカー知らないなぁ てかあーちゃん、キタノってゆうんだ♪」
「うん、北野亜衣って書くよ♪」

ノートに書いた字を見て「!」とする
あーちゃんの顔を見直す

「もしかして、あーちゃん?元川上小学校?」
「え、そうですけど・・・なんで知ってるの?」
「私小6の時転校した、まりだよ!」
「・・・?あっ!!確かにまりだ~!」



















< 6 / 28 >

この作品をシェア

pagetop