SunFlower―恋の花が咲くまでー
――ドキッ!
お…お嫁さん!?
太陽くんの無邪気な笑顔にと言葉に一瞬胸がギュッ!となんとも言えない感じになって目が離せなくなった。
…きっとさっき、りっちゃんが変な事行ったからだ…。
「向日葵ちゃん?ご飯食べないの?昼休み終わっちゃうよ」
そんなあたしを不思議に思ったのか、小首を傾げて太陽君が聞く。
『あ、うん…そうだね』
反応し過ぎだよね?
きっと太陽くんは何気なしに言っただけだし。
うん、きっとそう!!
そう自分に言い聞かせて、少しぬるくなってしまったいちごミルクを飲んだ。