SunFlower―恋の花が咲くまでー


――ドキッ!

お…お嫁さん!?


太陽くんの無邪気な笑顔にと言葉に一瞬胸がギュッ!となんとも言えない感じになって目が離せなくなった。


…きっとさっき、りっちゃんが変な事行ったからだ…。


「向日葵ちゃん?ご飯食べないの?昼休み終わっちゃうよ」

そんなあたしを不思議に思ったのか、小首を傾げて太陽君が聞く。

『あ、うん…そうだね』


反応し過ぎだよね?
きっと太陽くんは何気なしに言っただけだし。

うん、きっとそう!!

そう自分に言い聞かせて、少しぬるくなってしまったいちごミルクを飲んだ。



< 36 / 424 >

この作品をシェア

pagetop