SunFlower―恋の花が咲くまでー
「手…どかして?」

『えっ……』

どかしてとか言いながら、あたしの手を自分で退かすと、太陽君の顔がゆっくり近づいてくる…。

『え…ちょ……!』

まさか……!

『待って…!あたしまだ……』

――ドンッ!

「え……?」

思い切り突飛ばしてしまい、一瞬、びっくりしたような顔をした太陽君。

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