【完結】不良彼氏の甘い誘惑
「自分で作ってんの?」

「うん。自分の分は自分で作ることになってるから」


「ふーん。朝起きるの大変じゃねー?」



爽真君はお弁当を食べながら言った。





「まあ大変だけど……もう慣れたから大したことじゃないよ」


「へー。俺なんかいつも時間ギリギリまで寝てるっつーのに」


「だからいつも遅刻ギリギリなんだよ。もっと早く起きた方がいいよー」

「んなこと言われてもムリだから。朝起きれねーし」


「ちゃんと目覚しセットしてる?」


「してるけど起きれねー。つーか、朝は苦手だ」

「毎朝電話で起こしてあげようか?」


「マジ?」


「冗談だよ」


「なんだよ」


「でも、どうしてもって言うなら起こしてあげてもいいよ」


「何で上から目線なんだよ」


「何でだろうね?」


「お前なあ……」



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