【完結】不良彼氏の甘い誘惑
「当たり前だろ?お前は俺が守るって言ったろ」

「はあ……ありがとう」


亜季はニコッと笑った。




「大丈夫か?」


「うん……平気」


「そっか」


「……爽真君は……大丈夫?」


「ああ」


「なら……良かった」


「もう大丈夫だからな」

「……うん」


「よし、立てるか?」


「うん……」



俺は亜季を立たせた。







「……ありがとう」


「ああ」


「……っ怖かったよぉ」


亜季は俺に抱き付いてきた。





「よしよし。もう大丈夫だからな」


「……うん」


「さあ、帰るぞ」


「……うん」



そして、俺は亜季にブレザーを掛けると、亜季の肩を抱きそのまま倉庫を出た。



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