【完結】不良彼氏の甘い誘惑
「亜季?」


「え?……んっ」



気付いたら、亜季の唇を塞いでいた。





ちゅっ


だけど、すぐに離した。






「なっ、何でいきなりキスするのよ!////」


そう言った亜季の顔はほのかに赤くなっていた。




「ん?俺がしたかったから」


「ふっ、ふざけないでよ!////」


「ふざけてねーよ」


「爽真君のバカッ」



亜季は俺を叩いた。







「何だよ。いってーな」

「爽真君のせいだからね!!」



亜季はそう言うと、俺より先を歩き出した。





「何なんだよ。俺のせいって」


俺は数メートル先を歩く亜季に向かって、そう呟いた。







……ほんと、素直じゃねーヤツ。


でもまあ、そこが可愛いから別にいっか。



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