【完結】不良彼氏の甘い誘惑
あのまま、死んでたのかな?


……でも、良かった。





爽真君が助けに来てくれて。


爽真君には……感謝しなくちゃね。







いつも……


なんかしら助けられてばっかりだし。





あたしはもう一度深いため息を漏らすと、ベッドから起き上がり服を着替えた。


そして、リビングに降りた。







「あっ、亜季!」


「何?」



リビングに行くと、お母さんに呼び止められた。




「ちょうど良かった。お母さんお醤油切らしてたの忘れてたから、今から買いに行って来るわ」


「あっ、うん」


「悪いんだけど野菜切って煮込んどいてくれない?」


「……うん。分かった」

「じゃ行って来るわね」

「行ってらっしゃい」



そして、お母さんは醤油を買いに家を出て行った


< 132 / 268 >

この作品をシェア

pagetop