【完結】不良彼氏の甘い誘惑
でも……


あれは爽真君の優しさだったのかもしれないな。




……でも、信じられなかった。


爽真君があたしを好きなんて。







あたしのことは……


ただの遊びだと思ってたから。





それに……


あたしは爽真君が憎かったから。







きっと……


お姉ちゃんみたいにあたしも捨てようとしてるんだって、勝手に思い込んでた。





……けど、それは違った

爽真君は……本気であたしのことを好きでいてくれた。







あたしはきっと……


爽真君の優しさに、少しずつ心を開いたんだと思う。





あんなに嫌いだったのに……


今は嫌いじゃない。



< 137 / 268 >

この作品をシェア

pagetop