【完結】不良彼氏の甘い誘惑
「はあ?やだよ。めんどくさい」


「……じゃあ、デートしてあげない」


「はあ?!」


「授業サボるならデートしてあげない」


「…………」



なっ、何だ。その脅し方!!





「ねー?何で黙るの?」

「お前、その脅し方はねーだろ」


「脅しじゃないよ。爽真君が授業サボるならデートしないって言っただけだよ?」



亜季はそう言って首を傾げた。







「それを脅しっつーんだよ!!」


「……デートしたくないの?」



はあ?!何でそうなるんだよ!!





つーか、今ぜってー話反らしたろ!!


……でも、デート出来ないのはやだ!!







「デートしたい」


「じゃあ、ちゃんと授業出よーね」



亜季はそう言ってニコッと笑った。



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