【完結】不良彼氏の甘い誘惑
「いや。可愛い」


「……ありがとー」



でも、純粋に嬉しい。





「ポテト美味いな」


「うん」



あたしはウーロン茶を飲みながら頷いた。







「ああ。早くデートしてーなあ」


爽真君がボソッと呟いた




「日曜日まで待ってよ」

「分かってる。けど、早くデートしたいんだよ」


爽真君はコーラを啜りそう言うと、唇を尖らせた






「もう。あたしも早くデートしたいよ」


「マジで?」


「うん。だって、授業サボってないから」



あたしはそう言うと、ハンバーガーをかじった。




「……え?」


爽真君は目をパチパチさせた。







「だから、約束したでしょ?授業サボったらデートしないって」


「……あっ」



< 187 / 268 >

この作品をシェア

pagetop