【完結】不良彼氏の甘い誘惑
「いいじゃんいいじゃん。どーせ片付けるのはお前なんだから」


兄貴はそう言って満面の笑みを浮かべた。





「ふざけんな!!ちょっとは片付ける俺の身にもなれ!!」


ほんと無責任な兄貴だなあ。







「えーっ」


「えーっじゃねーよ!!そういうことはちゃんと片付けてから言え!!」


無責任にも程があるぞ。




「だって、片付けるのめんどくさいしー」


兄貴はそう言って唇を尖らせた。







「じゃあ、引っ張り出すなよーっ!!」


片付けるのは俺なんだからな!!





「いいじゃん。そんなこと気にしなくても」


兄貴はそう言うと、二カッと笑った。







「……もういい加減にしろー!!それ以上散らかすなら部屋出てけ!!」

俺はそう言うと、兄貴を部屋から追い出した。



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