【完結】不良彼氏の甘い誘惑
あたしは不良が大っ嫌い

だから、なるべく関わらないようにしてる。





それなのに……


「お前さ、なんでそんなに俺が嫌いな訳?」



爽真君はあたしに近付いて来るんだ。






「おっ、お願いだから近付いて来ないで!!」


だけど―――





「質問に答えろ。なんでお前は俺が嫌いな訳?」

爽真君はあたしの言うことに、聞く耳を持ってくれない。







「こっ、来ないで!!」

だけど、壁に当たりこれ以上下がれなくなった。




でも、爽真君はあたしにどんどん近付いてくる。






「こっ、来ないでってば!!」


あたしはなんとか逃げようとした。





「だから、俺の質問に答えろって」


やっ、やだ……。







そして、爽真君はあたしの目の前に立った。



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