【完結】不良彼氏の甘い誘惑
「おいおい!!分かった、分かったから。散らかさねーよ!!」


「ほんとか?」


「ほんとほんと!!」


「はあ……分かったよ」

「サンキュー爽真。さすが俺の弟だな」



兄貴はそう言って満面の笑みを浮かべた。





「……俺はこんな兄貴持った覚えはねーけどな」

兄貴に聞こえないように小さく言った。







「ん?なんか言ったか?」


兄貴は俺に視線を向けた




「いや、別に」


危ねー。聞こえてなくて良かったーっ。







「で?どんな服がいいんだ?」


兄貴はベッドに散らばってる服を手に取り言った




「んー?亜季にカッコいーって言われるような服がいいな」


「えっ、何?本命の彼女、亜季って言うの?」



兄貴はそう言って首を傾げた。



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