【完結】不良彼氏の甘い誘惑
「マジで……可愛いよ」

「あっ、ありがとー」



あたしは繋いでない方の手で、自分の頬に触れた




……熱い。


自分の頬が、熱い。







多分、今のあたしは顔真っ赤になってると思う。

……熟したリンゴみたいに。





「やっべっ……なんか恥ずかしいな」


爽真君は繋いでない方の手で、頭をポリポリと掻きながら言った。







「……う、うん」


ほんとに恥ずかしい。





なんか、このままじゃ心臓持たない。


ドキドキが止まらない。






あーもう。心拍数ヤバい

心臓バクバクしてる。





「……ど、どこ行く?」

あたしは歩きながら言った。







「……亜季が好きな所でいいよ」


爽真君は小さく答えた。


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