【完結】不良彼氏の甘い誘惑
「……まあ、そういうことになりますね」


あたしはそう言うと、アハハッ……と訳の分からない笑い方をした。





「アンタねー……アハハッじゃないわよ!!この服はどうすんのよ!!」

お姉ちゃんがまた怒鳴り散らした。







「えっ、えっーと……」

どうするのと言われましても……。





「大体、アンタは買い込んだって結局放置したまま着ないでしょ!?」


……お姉ちゃんの怒り、完全に爆発してる。







「……そ、そんなことないよ」


まあ、着るヤツもあれば着ないヤツもあるけどさ……。





「ったく、呆れた妹ねー。あれだけ言っても分からないなんて」


お姉ちゃんが呆れたようにそう言った。







「……ごめんなさい」


お姉ちゃん、怖すぎるよぉ。



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