【完結】不良彼氏の甘い誘惑
「はあ……ラブラブすぎて、こっちが困っちゃうわ」


沙織が呆れたようにそう言った。





「だって爽真君のこと大好きだもん」


亜季はそう言ってニコッと笑った。







「……あっそ。あたし先行くから」


沙織はそう言って先に学校の中へと入って行った




「あっ、ちょっと待ってよぉ!!」


沙織の後を慌てて追いかける亜季に、なんだか笑えた。





「ちょっと、そんなにくっつかないでよー。暑苦しいから」


抱き付く亜季を必死で引き離す沙織。







「……フッ」


アイツ等も、何だかんだ言って仲良しなんだな。




「爽真君早くー!!」


大声で俺の名前を叫んで、俺を手招きする亜季。






「今行くよ」


急いで亜季たちの所へ駆け寄った。




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