【完結】不良彼氏の甘い誘惑
えっ、なっ、なんだ今の!!


声めっちゃ低かった!!




亜季のヤツ、やっぱ元ヤンだったんじゃねーの?!


あの視線といい、声の低さといい。まるで元ヤンパターンじゃねーか!!






「……どうしたの爽真君?もう授業始まるよ?」

あっ、戻った……。





「……ああ」


「あっ、今日のお昼は爽真君のおごりね」


「はあ?!」



いやいや、ちょっと待て!!







なんでいきなりそうなるんだよ!!


意味分かんねーっ!!





なんだよ!!「今日のお昼は爽真君のおごりね」って!!


ふざけんなあー!!







「よろしくねー♪」


亜季は満面の笑みで言った。





……こっ、コイツー!!

やっぱ鬼嫁だ!!




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