【完結】不良彼氏の甘い誘惑
―――――…





「わーっい。ありがと」

4限目が終わったあと、ちゃっかりメロンパンとイチゴミルクを買わされた。







だけど、買ってやったら予想以上に喜んでいた。

そんな顔されたら、やっぱり俺まで嬉しくなる。




「いっただきまーす♪」

亜季は満面の笑みでメロンパンにかじりついた。






「うーん。おいひー♪」

そんな亜季を、呆れた目で見つめる俺。





「そっか。良かったな」

……亜季って、意外と一口がデカいんだな。







「うん。ありがとう爽真君」


「……ん」



亜季の頭を撫でる。





「イチゴミルクもおいしい」


嬉しそうにイチゴミルクを啜る亜季に、無性にドキドキする。




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