【完結】不良彼氏の甘い誘惑
ドキドキッ


「…………」





ドキドキッ


「…………」







「……爽真君?」


亜季がメロンパンを加えたまま俺の顔を覗き込む




「……えっ?」


「どうしたの?ボーッとして」



亜季が首を傾げる。







「あっ、いや……なんでもない」


俺は亜季から目を反らしてコーヒー牛乳を啜った




「……変なのーっ」


亜季は首を傾げると、またメロンパンを美味そうに頬張り始めた。







「……はあ」


最近、なぜだか分からないけど、亜季に無性にドキドキする。





多分、毎日一緒に居るから余計だと思うけど……

亜季のちょっとした仕草でも、不思議なくらいドキドキする。







心臓バクバクして、おかしくなりそうだ。




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