【完結】不良彼氏の甘い誘惑
沙紀が族のヤツ等に狙われた時も……


俺は沙紀を助けられなかった。





結局、沙紀はなんとか助かったけど……


心に、深い傷を負わせてしまった。







沙紀を守るって約束したのに……


何にもしてやれなかった




俺のせいで……


沙紀をあんな目に合わせてしまったんだ。







その時はすげぇ反省した

だけど、それで分かってしまったんだ―――





沙紀を守ることが出来なかった俺には……


沙紀の側に居る資格なんかないんだって―――







俺はただ……


口だけのヤツだったんだだって―――





そんな俺に……


沙紀を守る資格なんかない。







俺は……


沙紀の側に居ちゃイケなかったんだ。



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