【完結】不良彼氏の甘い誘惑
誘惑1 不良が大っ嫌いな女の子
side亜季
「おはよー亜季」
「あっ、おはよう……沙織」
ボォーッとしていると、友達の沙織に話し掛けられた。
「どうしたの?……なんか元気ないよ?」
沙織はあたしの顔を覗き込んで言った。
「……ううん。なんでもない」
あたしはそう言って苦笑いを浮かべた。
ほんとは今日、学校に来るのがイヤだった。
原因はもちろん、昨日、あんなことになったから
昨日の今日だもん。
爽真君と合わせる顔がない。
ましてや……
同じクラスで、席も近い
気まずくなるのは目に見えてる。
だけど―――
あたしは爽真君が嫌い。
出来れば関わりたくない
「あっ、おはよう……沙織」
ボォーッとしていると、友達の沙織に話し掛けられた。
「どうしたの?……なんか元気ないよ?」
沙織はあたしの顔を覗き込んで言った。
「……ううん。なんでもない」
あたしはそう言って苦笑いを浮かべた。
ほんとは今日、学校に来るのがイヤだった。
原因はもちろん、昨日、あんなことになったから
昨日の今日だもん。
爽真君と合わせる顔がない。
ましてや……
同じクラスで、席も近い
気まずくなるのは目に見えてる。
だけど―――
あたしは爽真君が嫌い。
出来れば関わりたくない