【完結】不良彼氏の甘い誘惑
「ふざけてないで!!アンタなんか彼氏じゃないわよ!!」


「なんだよ。ベッドの中では甘えてくるくせに」


爽真君は不敵な笑みを浮かべたままそう言った。




はあ?!


なっ、なにコイツ!!







意味の分かんないこと言うな!!


何が「ベッドの中では甘えてくるくせに」だよ!!





勝手なこと言うな!!


あたしはアンタの彼女になったつもりもないし、甘えたつもりもない!!






「勝手なこと言わないでよ!!」


「なに照れてんだよ」


「照れてなーい!!」



そんなあたしたちを見て、沙織がニヤけながら言った。





「アンタたち、ラブラブね」


はいー!?……ラブラブ?!







勘違いするなあ!!


あたしたちは付き合ってない!!



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