【完結】不良彼氏の甘い誘惑
俺はその後、学校が終わるまでずっと屋上に居た

そして、家に帰る途中―――





「やっ、やだっ!!離して!!」


「いいじゃーん。ねっ?俺らと遊ぼうよ」


「やだやだっ……離して!!」


「いいじゃん」


「やだっ!!」





……女が、男にナンパされていた。


だけど、俺には関係無いと思いそのまま通り過ぎようとした。





でも、チラッと女の方を見た時……


勝手に体が動いていた。






「ねー。俺たちと遊ぼうよ」


「やだっ……」



そして、男がその女を引っ張ろうとした時……





「おい。何やってんだよてめーら」


俺は男たちに声を掛けた






「あ?何だてめっ。邪魔すんなよ」


金髪の男がそいつの腕を掴んだまま言った。



< 88 / 268 >

この作品をシェア

pagetop