チャットは運命 【実話】
「で、お名前は?」
少し蔑んだ顔をして聞いた。
「金子陸」
「ふーん、陸かぁ!かっこいい
名前だね♪・・・え、金子?」
凄い偶然!そういえば拓真も金子だ!
あーなんかテンションがあがってきた・・・
「そう、俺金子なんだ!
すっごい偶然でしょ?♪」
「うん!なんか良い夢みれそ・・・」
って、あれ?
今、こいつ何に対して偶然って?
私は不審に思い金子陸をじっと見た。
こいつまさか・・・超能力者!?
「あはっ!鈴音ちゃん勘が鋭い!
俺、拓真のいとこなんだ☆」
なんだよ、超能力者じゃないのか。
って、え、えぇ!!?
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
「あー、良いリアクションだ♪」
え、だって拓真を知ってるの?
血繋がってるってこと?
会ったことあるの?
「わけワカメぇぇぇぇぇぇ!!」
「なんやそれ」
「か、関西弁」
「だって拓真のいとこやもん♪」
い、言われて見たら顔とか似てるの
かもしんない。かわいい系のとことか。