チャットは運命 【実話】

ええええええ!?

良いんですか、そんなこと!?

ケバ女を見ると、目に大粒の鼻水・・・

涙をためてこちらをじっと見ていた。

え、こちら?

「この子が好きなの?」

は?

ケバ女はワケのわからないことを言い出し

答えを聞く前に走って出て行った。

「・・・えっと、追いかければ?」

私は恐る恐る陸に尋ねた。

「別に良いんじゃないのー?」

うわ、なんか・・・なんかだ。

「あんな事、好きな人に言われたら

私も多分泣くと思う・・・よ?」

モテる男にはわからないだろうが。

「え、あいつ俺のこと好きなの?」

そこからね。

「さぁ?自分で確かめてくれば?」

と言うと、わかったぁ☆

と言って嬉しそうに出て行った。

「鈍感・・・」

と、いうより・・・馬鹿。

やっと静かになった。

私はふかーい眠りについた。
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