好きだって言って?
うわ・・・歳だ・・・
そのとき、大輔の眼の奥で何かが光った・・・・気がした・・・。
「へぇ~今瑠羽ちゃん、俺のこと年寄りだ、て思ったでしょ??」
え゛。
その通りです・・・なんて言えない・・・。
大輔さんの形相が恐ろしい。
絶対怒ってるって・・・・。
そう思っていたのに、大輔さんは意外にケロっと調子を戻し、軽い口調に戻っていた。
「まぁ、瑠羽ちゃんから見たらおっさんだろーけどね??」
「へ??」
「だって瑠羽ちゃん、14だろ??」
「え、あ、はい・・・」
「ぶはは。 噛みすぎだっての」
「な! そんなに笑わないでくださいよ!!」
「いいじゃん別に♪ 俺のことおっさんって言ったんだし」
「あたしは声に出していってません!!」