好きだって言って?




そのとき、大輔さんの携帯が音をたてた。



~♪~♪~♪



メールが届いたようだった。



「だれからですか??」



「いとしの妻から♪」



「え゛・・・結婚してるんですか!?」



「なんだよその驚きよう!!」



「だって・・・」



あたしの眼には到底大輔さんが結婚しているようには見えなかった。

ってかこんな大人が結婚できるものなの!?

こんな子供みたいな大輔さんが・・・フフフ。


ついに耐えられなかったあたしは噴出した。



「ふははは!! うけますよ、大輔さん♪」



「な、なんだと??」



「だって、大輔さん、子ど・・・・・フフフ」



「ちょ、お前きもち悪い笑い方すんなよ」



「だって・・・大輔さんが・・・フフフ」




そう言うと、大輔さんは携帯の画面を見せてきた。



「見ろ!! かわいいだろ」







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