好きだって言って?
「んじゃ瑠羽ちゃん♪ 降りて??」
「無理です・・・」
「だめ~・・・。 ・・・強制連行するぞ」
なぬ!!!
またあの恐い大輔に変わったよ・・・。
さすがガードマンだ。
仕事はちゃんとするんだね・・・。
開いた車のドアから少し強引に引っ張りだされたあたし。
「瑠羽ちゃん♪ 幸運を祈ってるよん♪」
お母さんと雅人さんには聞こえないように、そっとあたしの耳元でささやく。
軽々しい口調からふざけていることが分かる。
「あ、そうそう♪
もし襲われそうになったり、相談したいことができたら理事長室まで来な?? 俺が相談に乗るよ♪」
俺はいつでも紅林と一緒に行動してるから、そう言ってエロ輔は、雅人さんとお母さんの方に歩いていった。