好きだって言って?
あたしの今の格好と言ったら・・・
前の中学の制服。
公立なのに、私立並みに可愛い制服。
紺のブレザーの中には、赤と紺のチェック生地のリボン。
学校の公証もそれなりに良いデザインであたしは好き。
もちろん、ボトムはスカートな訳でして・・・
リボンとおそろいの柄が大のお気に入りだった。
こんな格好で男子校に入ったら冗談抜きで、無事に帰って来れそうになかった。
「な?? 鍵は必要だろ??」
「・・・ぜひお願いします」
「了解♪ んじゃ行って来るからここで待っとけよ??」
「・・・・分かった」
エロ輔は門の中に入っていった。
外に独り残されたあたし・・・
すっごく惨めな気分だった。
そんなあたしに近づく一つの影。
これが、あたしの×××だった。