好きだって言って?
紅蓮ヶ崎学園
「瑠羽~ちゃん♪ 襲われなかったかい??」
のんきにエロ輔が戻ってきた。
しかも、襲われなかったかい??ってどう言うことよ!!
「って!! 何で翔がいるんだよ!!」
「あぁ?? 何で大輔が」
はい??
二人は知り合いでしょうか??
あたしは今の自分の体勢を思い出す。
この男に抱きついている(正確には抱きつかれている)格好。
そう、まさしくカップル化していた。
「え、瑠羽ちゃん・・・もしかして翔と・・・」
「うわぁあぁあ」
その叫び声とともに、
あたしは思いっきりこの男を突き放した。
「大輔・・・邪魔すんなよ」
「邪魔?? まじで??」
「まじで」