好きだって言って?





思いもしなかった展開に、
あたしはただただ目を丸くしていた。



「ッちょ・・・ちょっとお母さん!!」



「んー、どーしたの?? 瑠羽」




ラブビーム全開のお母さんが首を傾けて返事をした。



「・・・・・・・・・・」



無言のあたしをよそに、
お母さんとお母さんに雅人と呼ばれた男はイチャイチャしていた。


いい歳してお母さん・・・・・・。




「刹那さん、娘さんが困ってますって」



「あら、いけないいけない♪」



はぁー

男に夢中で娘の存在忘れる母親って・・・。



「瑠羽、お母さんね、再婚するから♪」




・・・・・・・・。



はいぃぃいいいいい!!!!???



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