詩人のDNA
断筆
このような田舎町ですら
夜空を見上げても
灯りのせいで星なんて見えなくなっちまった
まるで何かのようだ
何かは思い出せないが
私は最早どうでもいいのだ
書くことを止めた詩人に
魂は必要でなく
魂がなければ
肉体は必要ない
ははっ
血がぬくいな
運がねぇや
夜空を見上げても
灯りのせいで星なんて見えなくなっちまった
まるで何かのようだ
何かは思い出せないが
私は最早どうでもいいのだ
書くことを止めた詩人に
魂は必要でなく
魂がなければ
肉体は必要ない
ははっ
血がぬくいな
運がねぇや