【短編】☆夢の中のクリスマス☆
車両も時間もいつも決まっているものだから、余程の事が無い限りいつも一緒に通学。


「ケンと毎日一緒だと女の子の目が怖いのよ?」

「そんな事ないよ。」

「そんな事あるの!」


私は少しケンから離れる。


「そんなに嫌がるなよ。」


ケンはまた私に一歩近づく。


「はぁ・・・。ケンは自分がモテているのが分からないの?」

「うーん、分からない事もないけれど、お前も結構モテてるぞ?」

「それはナイナイ。」


私は首を横に振る。

そんな話をしていると、私たちが降りる駅へと着いた。

2人で話しながら歩いていると、今度は私の親友カナが後ろから私達を呼んだ。


「ユウ!ケン!」


私たちが振り向くとカナが私たちの肩を後ろから抱く。


「2人相変わらずお熱いねぇ!」


カナは私とケンをからかう。



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