【短編】☆夢の中のクリスマス☆
そして、私と孝太郎は駅の前で少し話した。


「今日はありがとう、孝太郎。あっ、でも・・・これいつ渡せばいいかな。」


私は持っているプレゼントを見せると、孝太郎は少し考えた。


「20日にみんなでバイト先に行くよ。20日なら確か時間があったはずだし。本当は、24日がいいけれど、確か仕事がギュウギュウだった気がするし。」

「20日なら日曜日だし、いつでもOKだよ!」


私を返事はしてみたものの、クリスマスイブには会えない事が少し寂しかった。

誕生日には、逢えないんだ・・・。

でも、そんなわがまま言っていられないよね。


「わかった!20日、待っているね。」

「うん、ユウまたな。」


孝太郎は改札口まで私を送ってくれた。

そして、私はプレゼントを鞄に大切にしまうと、1人で改札を通ったのだった。






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