【短編】☆夢の中のクリスマス☆
約束の日曜日。

私はドキドキしていた。

ジュンに逢える。

ジュンにプレゼントが渡せる。


私は昨日の夜クッキーを焼いた。

みんなにもクリスマスプレゼントをと思い、サンタやツリー等の型を使ったクッキー。


そして、今日は3時からクリスマスパーティをする事になった。

マスターがジュンと連絡をとってくれたらしい。

だから、今日お店は貸しきり。

私は出勤ではなく休日。


3時に3人がくる。

1時間だけのクリスマスパーティ。

私は、マスターの部屋のキッチンを借りて少しだけ料理をする。

から揚げやポテトの揚げ物と、サラダの代わりに生春巻き。

そして、サンドウィッチ・・・。

他に色々作りたいけれど、3時だしな。


「ユウちゃん、作りすぎじゃないか?」

「あはは、すみません。」

「でも、きっとジュンたち喜ぶよ。」



< 76 / 100 >

この作品をシェア

pagetop