【短編】☆夢の中のクリスマス☆
「これでいい?」

「マジ?俺たちにくれるの?」

「うんっ!」


ヒビキは手にした瞬間袋をあけクッキーを口にする。

「うめー!ユウちゃん最高!」

そんなに喜んでもらえると私も嬉しいかも。


そして・・・。


「ジュン・・・?」

「ん?」

「ジュンにはこれも・・・。」


私は買ってきたプレゼントを渡す。


「クリスマスプレゼントと・・・誕生日プレゼント。何が好きだか分からなくて。」

「ありがとう!」


ジュンは私からプレゼントを受け取ると、すぐに紙袋を開け始めた。


「おぉ!これ俺が好きなブランドじゃん!凄い、嬉しいよ!色も俺好みだ!」


ジュンはもの凄く喜んでくれた。

良かった。


「孝太郎ありがとう。」

「いえいえ。」


私は孝太郎に小声でお礼を言った。



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