【短編】☆夢の中のクリスマス☆
そして、その晩・・・。

私はTVを見ていた。

いつもなら進んで見ていたジュンが出ている番組も、ここ何日かは見るのが辛くて見なかった。

お母さんは、ジュンが出ていると必ず私を呼ぶ。


「ユウ!ほら、あなたのジュン様よ!」

「うん・・・。」

「なぁに、冴えない顔して。早く来ないと終わっちゃうわよ。」


仕方なしに私はTVの前に。


「ジュン君、相変わらず可愛いわね。まぁ、お母さんはヒビキ君派だけれどね。」


ジュンは司会者の人にインタビューされていた。



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