地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
優しく………
唇を貪る。
角度を変えて、何度もキスを交わした。
長いキスに
カラダが溶けていきそう……
唇を離すと、耳を舐められた。
「なっ…///////」
閉じていた目を開ける。
「…どうした?…ん?」
小首を傾げながら、あたしを見下ろす。
ど、どうした…じゃないでしょ!?
耳って…////////!!
「―…っ…恥ずかしいからっ…」
両耳を手で隠す。
「…ふーん……杏ちゃんって耳と胸…弱いもんね?
そういうことされっと……
逆にイジメたくなるんだけど?」
ニヤリと笑い、あたしを見る。