地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐


「へ…?…ちゃんとしたよ?」



「……頬っぺたにキスとか、幼稚園児かっつーの」



なっ//////////!?



これでもかなり頑張ったのに!?



「ちゃんと、ここにしてくれる?」



トントンと陸が自分の唇を指差す。



「……む…ムリです」



「…ムリなら、ペットショップ行こうか?」


!!!?


ブルブルと首を振って否定する。




「じゃあ…しろよ」



そう言って…また目を閉じる陸。




あぅ…………///////


一瞬我慢するか…

ペットショップ行くか…






一瞬我慢した方が、断然良い…!





覚悟を決めて




陸の唇にキスした。






すぐに離す。





「全然足りない」



「えっ…?…………んっ…」
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