地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
「おはよ。よく眠れましたか、杏ちゃん?」
「…うん♪眠れた!」
ニコニコと笑って答える杏樹。
「じゃあさ…」
「…???………なあに?」
機嫌が良いらしく、小首を傾げる。
「…!?……ちょっ!……
どこ触って………!?」
「ん?…杏ちゃんの柔らかいもの♪」
「…なな…っ…////////!」
「わかってる?…さっきから抱き着かれて限界なんだよね?」
そうっと触れた。
「…っ……このドスケベ変態俺様野郎がっ!!」
キッと睨んでくる。
あっ…猫に戻った。
「…そのドスケベ変態俺様野郎に、昨日散々鳴かされたのは、誰だっけ…?」
「…っ//////////!」
真っ赤になる杏樹。