地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
杏の言う通り……
変態だな(笑)
…良いんだよ、変態になんのは
杏の前でしかしないし、
杏以外にはやんない。
というか
杏のカラダと声を知ってしまったら………
他の女とかは、どーでも良い。
一度知ったら、手放せなくなる。
あの柔らかい肌…胸なんてマシュマロだし
ずっと触っていたくなる。
声を聞くと
“もっと”と求めてしまう……
あー…俺……完璧杏にハマってる。
杏なしの生活とか……考えらんねぇ!
「学園の王子様と言われてるけど…彼女っている?」
及川遥斗が、俺に質問して来た。
ん――…言ったって大丈夫だろ?
杏樹だとバレなきゃ、女達から血祭りに遭うこともない。
「いますよ。」
飛び切り可愛い彼女がね?
笑みを作り、答える。