地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
襲ってくる快感に…体が震えた。
「…杏の声聞かせて?」
陸が耳元で囁く。
様々な形に変わる胸。
シャツを脱がせると、あたしをお姫様抱っこして、ベットに運ぶ。
「杏……キス……」
陸の言葉で唇が重なった。
「キレイ……。」
囁かれて、耳が熱くなる。
そのままベットに、優しく押し倒された。
陸との甘い時間が始まる―…
と、思ったのに。
ガチャガチャガチャ!!
「杏樹〜〜?滝本君〜〜?」
「「………!?」」
閉じていた目を開き、
あたしの胸に顔を埋めていた陸と目を合わせる。
「手当は終わった〜〜?」