地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
――陸Side――



「あ―神崎さんだ…やっぱり可愛いよなぁ……♪」


「だよな……優しくて頭脳明晰……笑顔とか…ヤバすぎ//////」


「おまけに、あんなに華奢なのに…スタイル抜群とか…男にはたまんねぇよな♪」




ゲームの合間の休憩……


体育館の床に腰を下ろして、体の熱を冷ます。



冷たい床が、体温を元に戻していく中……




聞こえた男子達の声……。



女子側のコートに目を向ける。


杏が、バレーボールで遊んでいた。



「…っ…やばくね?

ドリブルする度に…黒髪が揺れてんだけど…」


「マジキレイだよなぁ…//////

あ〜…フリーなら彼女にしてぇ〜」


「…一度で良いから……

話してみてぇよ…」






・・・・・・・・(怒)
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