地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
「へっ?…あたしですか?」
驚いて、目を見開いた。
「うん。決まり♪…ちょっと化粧室まで行きましょ♪」
そう言って、あたしの手を引く。
20分後…………
「キャァ――――//////可愛い―――」
またもや、咲きさんに抱き着かれた。
「……似合ってないですよ?」
今のあたしを陸が見たら…引くと思う。
腰まである髪は、咲さんによってキレイに巻かれて緩く二つ結びに
軽くメイクもされ…違和感有りまくりです。
さっきから咲さんに、『可愛い』を連呼されてる。
せっかくやってもらったんだから、落としたいとかは…言えない。
そのまま買い物をすることに……