地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
アシスタントとして…なんて良いのかな?
咲さんに迷惑かけるかもしれないし…。
「今から芸能事務所に入ったりすると、余計時間がかかるわ。
短期間で済ませたいんでしょ?…私に協力させて♪」
「本当にご迷惑じゃないんですか?」
「もちろん♪…それに、可愛い杏ちゃんを目の届く所に置いときたいしね♪」
「………よろしくお願いします」
ペコッと頭を下げた。
来週からアシスタントとして入ることになった。
仕事は主に、咲さんの衣装持ちや私物の管理など
それだけやってれば、あとは自由に調査出来ることに。
時間がバラバラなので、学校を休みがちになる。
しかし、中間テストで学年2位だったため…理事長から許可が出た。