地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
「あっ…変態回路か…!」
「…何考えてんだよ」
あたし頭いいね…♪
(↑陸の話しを聞いていない。)
「…よくあの一瞬でわかったね」
「……自分の女くらい、すぐわかんだろ?」
「………そういうもの?
あたし服の山の中にいたのに…」
「杏なら……たとえその場に1000人居ようと、見つけられる。」
頬を撫でられて、メガネを取られた。
「…陸は、身長高いから出来そうだね!」
笑顔で答えるあたし
ズルッと滑る陸。
「……通じないんだ」
「???……なにが?」
(※甘いセリフを言ったつもりが、杏樹には全く通じていない。)
「ストレートじゃないとムリか」
「紅茶はストレートで良いけど、コーヒーは砂糖入れなきゃムリだからね!」